扉の各部位の説明| 玄関のドア鍵の基本知識

玄関のどんなところに気をつける?ここから始める鍵の対策!最新キーシステムの基礎情報

扉にはどんなパーツが使われているだろうか。大きな板とドアノブだけであれば倒れてしまいますし、風で勝手に扉が開いてしまう心配もあります。

ドアにはまず固定する枠が必要です。扉と枠が合っていなければ隙間が空き、風や雨が入ってくるため規定サイズのものを選びます。扉を固定するには蝶番が必要です。蝶番を基準に90℃・180℃と扉を開かせることができます。蝶番はだいたい扉に3枚取り付け、扉の重量などに負けないようにします。

次にドアクローザーというアーム・腕のような器具が扉上部に取り付けられているかと思いますが、扉が勢いよく閉まるのを防ぐ役割があります。内開き用、外開き用と種類がありますので確認しましょう。長年使うと油不足・ネジの緩みで壊れますので、扉がキィキィうるさい、バターンと閉まるときは交換する時期となります。

次にドアハンドルですが、ただの取っ手では無く扉の閂を動かく役割があります。室内ドアでしたら三角上の部品が扉横から出ていると思いますが、これがある事で風などで勝手にドアが開かず、開けたい時にはドアノブを回したり下げたりすることで三角状の部品が扉内に引っこみ開ける事が出来ます。この部品をラッチボルトと言います。ラッチ・錠前が扉の中にある場合、ラッチを受ける為のトロヨケ・ストライクを枠側に取り付けます。

次に、鍵が取り付けられている場合、鍵を回すと扉横から頑丈そうな部品が出てきますが、これをデッドボルトと言います。デッドボルトを動かすためには鍵をシリンダーに入れて回すか、内側のつまみ・サムターンを回す事で開閉します。デッドボルトを直接バールで歪ませたりすることで不正に侵入をはかるバール攻撃対策に、デッドボルトを隠すように設置するガードプレートの設置が必要です。